今日は昆虫標本について書いてみたいと思います。
私は、昔から生き物が好きで、採集したり、飼ったり(買ったり)してますが、当たり前ですが生命を扱うということで、責任を持って接するということを原則としています。
それは、粗末に扱わない、飼えないほど採らない、飼う以上は最後まで責任を持って世話をする。★になった個体は土に埋める等。
そんな中で、標本については避けてきました。それは標本するために採集するということに罪悪感を感じ、残酷なイメージがあったからです。また採集した個体を、すぐに殺すというのはどうしても出来ないからです。それは今でも同じです。
しかし、★になった後なら、それを保存することは許されると思いました。
そこで、今回、★になった個体を標本にしてみました。昆虫針で固定された個体は痛々しい感じはしますが・・・。
これは関東で採集したタマムシですが何とか生きてほしいと思い、エサであるエノキの葉っぱも持ち帰り、交換していましたが1週間程で★になってしまいました。
生きてる時と変わらない輝きを放ってますが、やはり生き物は“生きている時”が一番綺麗だとも感じます。
これからも、標本のために飼うということは無いと思います。
あくまで、★になったから標本にするのです。
すいません。何か偽善的かもしれませんが、これが私の気持ちです。