さて、行政書士の勉強を始めるにあたり、難易度は気になるものですね。
そこで、試験の概要、合格率、傾向など見ていきたいと思います。
概要
受験資格:誰でも可(年齢、学歴、国籍などは関係なし)
受験料:7,000円
試験日:毎年11月の第2日曜日、13時〜16時(3時間)
合格発表:翌年1月
合格率
年によってばらつきはありますが、10%前後で推移してます。
合格基準は300点満点の6割以上の180点。ただし、足切りがあり、法律科目は122点以上、一般知識は24点以上が必要です。
傾向
法律科目✖️46問、一般知識✖️14問。一般知識は昨今、政治・経済などの純粋な知識を問う問題は減少し、情報通信・個人情報保護法・近時の行政書士業務に必須とされる事項についての問題が増えました。
また、科目別の傾向を見ていきましょう。
5肢択一
基礎法学✖️2題、憲法✖️5題、行政法✖️19題、民法✖️9題、商法✖️5題、一般知識✖️14題
多肢選択
憲法✖️1題、行政法✖️2題
記述式
行政法✖️1題、民法✖️2題
上記より、出題数の多い民法と行政法はしっかりと勉強し、苦手にならないようにする必要があります。