nature-hobbyのブログ

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行政書士#3 民法の全体構造

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さて、行政書士試験は以前お話ししたように、民法と行政法が得点できないと合格は厳しです。そこでまずは民法の導入部分として、全体構造と見てみましょう。

民法の意義

民法は私法一般法です。つまり私人相互の法律関係を規定する法律になります。

個人⇄個人の関係ですね。それに対して、憲法や刑法は公法とされています。

公法とは国家と個人の関係を規定する、いわば上下の関係性になります。

 

民法の構成

 民法は全5編から成ります。

①総則・・・財産法の全体に通じる規定を記したもの

②物権・・・人が物を支配することを内容としたもの

③債権・・・人が人に対して、一定の行為を請求しうること

※上記を財産法と呼ぶ

 

④親族・・・親族関係について

⑤相続・・・人が死亡した時にどのように財産が引き継がれるか

※上記を家族法と呼ぶ

 

 

 

 

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