仕事で疲れてクタクタだ( ゚Д゚)
こういう時は静かに読書が自分に合っている。
学生時代に読んだ村上春樹『ノルウェイの森』。村上春樹の代表作中の代表作。今更感もあるが、再読してみる。
精神的に弱っているとき、なぜか村木春樹を読みたくなる。私は本ならジャンルをあまり問わず読むが、村上作品はフワフワ~としてて、何とも心地よい。
まだ、上巻の半分程だが、心に残った文言は、
“春を迎えて世界にとびだしたばかりの小動物のように瑞々しい生命感を体中からほとばしらせていた。その瞳はまるで独立した生命体のように楽し気に動きまわり、笑ったり怒ったりあきれたりあきらめたりしていた”
本当に心地よい表現である。簡単そうに見えて、こんな文章なかなか書けないよね。
もう一つ、
“人生には・・・必要なものは理想ではなく行動規範だ。”
なるほど、行動規範ってのは、自分のポリ
シーみたいなものか。つまり何か事に当たった時に、自分の中にそういうものを持っていれば、迷うことなく、現実的に対処できる。ってことで俺は解釈したが。。。果たして。
こんな風に読者の頭の中にイメージを浮かばせくれたり、想像を掻き立てられたりする、そんな本は読んでて楽しいよね。