組織で働くということ。それはサラリーマンということだ。私は自営業をやったことはないが、自営業は大変なのだと思う。実家は自営だが、サラリーマンのような決まった休みはない。
それが辛いかと言えば、個人で感じ方は異なってくると思う。卑怯な言い方かもしれないが、本人次第と言える。
正確に言うと自営をしている親父は、42歳までサラリーマンだった。仕事人間で、休日に遊んで貰った記憶はない。私は幼いころは、サラリーマンとは土日もないと信じていた。しかし、それは間違いだった。父親は仕事が好きで、仕事人間で、休日に子供と遊ぶ時間が無かったのだ。それを恨む気持ちは無い。いや、無いと言ったら嘘になる。家族を養い、いい服を着せ、美味しいものを食べさせ、いい学校に通わせるには仕方のないことだった。
そんな親父の時代は高度経済成長期だった。働けば、稼げて、出世していく。親父もそれなりの役職に就いていたのだろう。どーでもいいが。
しかし時代は変わった。もはや、働けば給料のアップも役職も保証されるということは無い。それは成熟しきった日本市場という流れの中では仕方のないことだ。
今の50台、彼らはバブルの余韻を知っている。全員ではないが単純なのだ。部長クラス以上に多い。
飲み会。無駄な残業。接待ゴルフ。こんなものは無くせばいい。どうして気づいてくれないのか?一番腹立たしいのは、そんな連中にNO!と言えない自分だ。もうサラリーマンを辞めようか。