nature-hobbyのブログ

趣味である日本淡水魚・昆虫・プラモデル・資格を中心に皆様のお役に立てる情報を発信していきます。

パプキン~高確率で産卵する方法

パプアキンイロクワガタに魅せられ、その飼育・繁殖を始めて、3か月ほどになります。

 

すでに10ペア以上の繁殖を成功させ、幼虫は100匹近くいるのではないでしょうか(怖くてカウントできません)。

 

当初は、1ペアから幼虫が数匹程度だったのですが、今は10匹以上、多い時は30匹近く採れます。

 

そのなかで自分なりに上手くいくコツみたいなものを掴んできたので、ご紹介したいと思います。

 

まず、クワガタの繁殖には何といってもマットです。パプキンは微粒子マット(産卵一番など)がよいとのことで、これは正しかったです。しかし、更にベストなのはフルイなどで、より粒子を細かくすることです。予想以上に木片が混じってますので、取り除きます。

 

また、水分量については色々試しましたが、乾燥気味(極端に言えば無加水でもOK)を好むようです。具体的には霧吹きで徐々に加水し、握ってすぐに崩れる程度です。

 

加えてマットの詰め方についてですが、これは本当にガチガチにします。ハンドプレスを使って容器に体重を載せて、ぐーっと固めていきます(やり過ぎると容器が壊れるので注意して下さい)。です。

その上に1cmほどふんわりマットを載せます。

 

容器については丸形よりも四角のコンテナ型の方がよい成績が出ました。あくまで主観で確証はないですが、2割ほど多く幼虫が採れた気がします。

 

割り出し時期ですが、最低2か月は待ちましょう。容器側面に数匹見えてきて、そこから2週間くらいがちょうどいいかな~と思います。

 

早く取り出すと卵の状態のことが多く、個別に移しても孵化しない場合が多いです(ただし、これはもとから無精卵だった可能性もありますから何とも言えませんが)。

 

以上よりパプキンの繁殖のコツとしましては

 

①マットは微粒子マット(産卵一番など)がよい。更にフルイなどで、より粒子を細かくすること。

水分量については乾燥気味(極端に言えば無加水でもOK)。

③マットの詰め方については、ガチガチにする(逆さにして手で叩いても、マットが落ちないくらい)。

④ケース丸形よりも四角のコンテナ型(←これは主観なのでご了承下さい)。

⑤割り出し時期は最低2か月以上。

 

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皆さんもパプキンを繁殖させるときは試してみて下さい。

 

 

 

 

NatureScience ステッカー パプアキンイロクワガタ

NatureScience ステッカー パプアキンイロクワガタ

 

 

ニジイロクワガタ~カワラボトルにて産卵セット再構築

どうも、ニジイロクワガタのマット産み渋ってます。

前回は微粒子マットを固詰めして2か月程待ったのですが、結果は2匹。

 

そんなこんなで、カワラボトルでの絶対繁殖を狙います。

 

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カワラボトル

カワラの菌糸ボトル(800cc)に♀が潜れるような穴を開けて、ケースに置きます。

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ケースに設置

あとは数センチ薄く敷いたマットと♀とエサを入れて完了です。

数日すると、茶色い痕が目立ってきて、潜っているのが確認できます。

 

果たして産んでいるのやら?1か月は待つようにします。

ちなみに♂はペアリングがすんだら外し、♀のみにします。このほうが♀が産卵に集中できます。

 

 

 

 

ミヤマクワガタ~幼虫割り出し

9月よりワインクーラーに入れて、18℃前後で管理しているミヤマの幼虫割り出しです。何ケースかありますが、まずは幼虫が見えているケースからいきます。

 

ちなみにセット内容は

マット・・・黒土マット

産卵木・・・無し

※水分量は多めで乾燥に注意。

 

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幼虫は3匹です。

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卵12個

そして卵が12個でした。もう少し待つべきでした。こちらはケースのマットをプリンカップに詰めて、ボールペンの背で穴を開けて、フワッと土を被せて、個別で管理です。

あと10日ほどかな。

 

まあ、全部で15個なので悪くない結果です。

 

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♀は健在でした。

やはり、ミヤマの産卵のコツは①夏場の温度(20℃以下に保つ)、マットは栄養価の低い熟したマット(黒土や完熟、カブトムシ用など)ということでしょうか。

 

発見した幼虫はケースと同じ土でしばらく管理します。大きくなってきたら、栄養価のあるヒラタ系のマットをブレンドしながら、様子見です。

 

羽化までに2年もかかるようですので、気長に待ちますw

ちなみに幼虫飼育もワインクーラーで20℃以下に保ちながら続けていきます。

 

阿古谷オオクワ園 WF1 国産 ミヤマクワガタ メス単品

阿古谷オオクワ園 WF1 国産 ミヤマクワガタ メス単品

 

 

 

黒土Mat10L(昆虫マット・発酵マット)
 

 

 

完熟Mat10L(昆虫マット・発酵マット)
 

 

 

アマミノコギリクワガタ~幼虫割り出し

今回はアマミノコギリの幼虫割り出しです。

9月終わりのセットで11月なので1か月強と短いですが、すでに容器の側面に多くの幼虫さんが姿を見せてくれたこともあり、思い切ってやってみます。

 

産卵セット内容

マット・・・きのこマット(水分量多め)

産卵木・・・皮を剥き、加水・天日干ししたものを使用

 

結果はこちら↓

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大量でした。産卵木にも幼虫がおり、全部で20匹以上!これは上手くいきました。

 

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成虫も健在でした。本土のノコギリと違い、黒くて、顎の湾曲もスムーズで綺麗です。

 

結論。アマノコはマットと産卵木を使用すれば、比較的簡単に繁殖はできそうです。

 

 

阿古谷オオクワ園 アマミノコギリ オス70ミリペア

阿古谷オオクワ園 アマミノコギリ オス70ミリペア

 
アマミノコギリクワガタ70mmUPペア

アマミノコギリクワガタ70mmUPペア

 

 

 

きのこMat10L(昆虫マット・発酵マット)
 

 

ゼブラノコギリクワガタ~割り出し

最近は本当に寒くなってきましたね。

特に朝晩の寒暖の差が激しくて、身体が追いつきません。

前日も風邪をひいてしまいました。

 

そんな中、9月にセットしておいたゼブラノコの幼虫確認を行います。

この個体はネットで購入したペアで、数日間ペアリングをした後、♀のみを

産卵セットに投入しました。

 

セット内容は

マット・・・ヒラタ系の発酵マット。

産卵木・・・無し

 

容器に幼虫は見えませんでしたが、2か月経ったこともあり、割り出しです。

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幼虫

初齢の幼虫が2匹のみ。ん~芳しくない結果です。これからも試行錯誤して爆産を狙いたいと思います。

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プリンカップにて管理

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♀は健在でした。

 

 

フォーテック ヒラタ・ノコ1番 10L

フォーテック ヒラタ・ノコ1番 10L

 

 

ヒラタクワガタ~幼虫菌糸ビンに入れ替え

寒い。急に寒くて家族は風邪気味。自分も最後に伝染るんだろうなぁと思ってます。

 

今回は本土ヒラタクワガタの菌糸ビンへの入れ替えです。

ヤフオクで幼虫を10匹程購入し、小さかったのでマットで様子を見てましたが、

半分を菌糸ビンに入れ替えてあげました。

 

あまり小さな幼虫だと、いきなり菌糸ビンに投入すると菌糸に巻かれる(菌にやられる?)とのことで、念のため少し大きくなるまでマット飼育でした。

 

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購入した時は1㎝ほどでしたが1か月で3cm程に育ってました。

ちなみにマットは発酵マット(濃い茶色の添加剤入り※近くのショップで買ったもので詳細は不明。ここらへんは企業秘密ってことでしょう。)

 

それに、これもショップで買った謎の添加剤を入れておきました。それで2か月でここまで大きくなったのでしょうか。添加剤の中身も企業秘密らしいです。たぶん、グルタミン酸・トレハロースあたりかな?添加剤についてはもっと勉強しないといけませんね。

 

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謎の添加剤

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ヒラタクワガタは羽化までに約1年程掛かります。8月に幼虫を入手したので、来年の夏に成虫が見られる予定です。

 

長いですが、根気強く待つしかありません。

 

フォーテック ヒラタ・ノコ1番 10L

フォーテック ヒラタ・ノコ1番 10L

 

 

 

 

菌糸ブロックから菌糸カップ作成

何となく不安な時、心がざわついている時・・・。

そんな時は何も考えず、菌糸ブロックを崩すんです。手を動かすことで落ち着きます。

 

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フジコンのドルクスハイパー(3500cc-オオヒラ茸)

 

まずはこちらを衣装ケースに広げます。

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そして、空気に触れている上面をカット。

あとは、ザルで細かく崩していきます。

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それをアルコール消毒したプリンカップにハンドプレスを使って詰めていきます。

(ケースやザル、ナイフ等もアルコール消毒しておきます。)

 

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200ccプリンカップ(だったと思います)に22個できました。

 

これから生まれてくるパプキンの幼虫飼育用にしたいと思います。

 

その様子はまた更新します。

 

 

 

 

 

 

コクワガタ羽化

8月に採集したコクワガタの幼虫について、菌糸プリンカップに入れておいたものが、菌糸の食べ痕が減らなくなってきた(=羽化の時期)ので、割り出しをしました。

 

見事に成虫になっており、コンテナ(小)に入れてあげました。

♂×3、♀×2になります。菌糸で育てると大きな個体?になりますね。

 

やはりクワガタの羽化は嬉しいものです。

 

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ニジイロクワガタ~カワラボトルにて産卵セット

先日、微粒子マットにて産卵セットを組んでいたニジイロクワガタですが、結果幼虫2匹と悲しい結果に終わりました。

 

そこで、色々調べたところ、カワラボトルを直接入れるのが◎という情報があり、早速試してみました。

 

クワガタ雑誌のビークワにも手順が載ってます。

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まずは、カワラボトル800ccを入手。蓋に3cm程の穴を開けて、菌糸部分にも♀が潜り込めるように、穴を開けました。乾燥を防ぐため、間にフィルターも挟み込みます。

 

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あとは、ボトルに♀を入れて、マットを敷いたケースにセットして完了です。

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これで1か月~1.5か月程様子見です。

 

上手くいくことを祈ります。

 

 

 

ハエとり神?

寒い。私は寒さに弱い。すでに近づいてくる冬に恐れ慄いている。。

 

さて、今回はハエ取り紙をご紹介。

 

クワガタが増えすぎて、それに比例してコバエも部屋の中でちらほらと飛び回っております。小さいが鬱陶しい虫です。

 

先日ショップで、購入しました。

その名も『ハエとり神』…なんと安易なネーミングだ。

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箱状に組み立てるのだが、結構面倒くさい。でも家族もコバエを嫌がっているので、頑張って組み立てる。

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完成。そしてクワガタの飼育ケース付近に設置。

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そして、数日後の成果。20匹くらい付いてる!!!!

てことは室内にこんなにいたの?コバエ!

 

頑張ってドンドンとってくれ!期待しているぞ。ハエとり神様!

 

 

ハエとり棒 超強力粘着 [1セット入]

ハエとり棒 超強力粘着 [1セット入]

 
コバエがホイホイ [2個入]

コバエがホイホイ [2個入]

 

 

久しぶりの更新~ニジイロクワガタ幼虫大きさ確認

急に寒くなって、9月までの暑さは一体どこに消えてしまったのだろう。

最近は夏が終わるとすぐに冬になる気候で、もう少し秋が長めだと嬉しいですね。

 

そんなこんなで、最近ブログの更新が少し滞ってます。

クワガタも採集の時期を終え、今はブリーディングと管理がメインになっています。

 

私はクワガタの中でも彩虫と呼ばれる鮮やかなカラーリングの種類が好きなようで、パプアキンイロクワガタやニジイロクワガタ等に興味を惹かれます。

 

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オオクワガタやヒラタクワガタも大好きですが、大きさよりも形や色合いに惹かれます。

 

今回の記事は8月に入手したニジイロクワガタの幼虫の菌糸ビン交換になります。

入手した時は小指の先ほどの大きさ、2齢だったと思います。

 

それから2か月、菌糸ビンの周りの白い部分の2/3程度が茶色になり、そろそろ交換時期と思いまして、中を確認してみました。

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親指の太さくらいになりましたね。8.7g。3齢と思われます。ニジイロクワガタは羽化までに8か月程(♂♀でも異なりますが早い場合は4か月)掛かりますので、あと5か月くらいはかかると思われます。なので、来年3月くらいでしょうか。待ち遠しい限りです。

 

ちなみに、ニジイロは蛹になる前に暴れを起こし、上手く蛹化できない場合があるとのことで、念のためこれからは発酵マット(きのこマット)をボトルに詰めたもので、管理します。

 

きのこMat10L(昆虫マット・発酵マット)
 

 

 

 

 

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コクワ幼虫大きさ確認

最近、ブログ飽きてきたな。クワガタばっかりだし、まあでも何か書くか~、という気分の俺です。

 

コクワガタ、全国何処へ行っても見つけられる普通種。都市化にも強く、広葉樹のある公園なら結構いる。小さくても、ドルクス属。オオクワと同じなんだということ。

 

この子たちは、マットにも産みますが、基本“産卵木”産みです。うちでは衣装ケースに数ペアを入れて、適当に飼ってますが、越冬もしますし、エサも良く食べます。

コクワの大きさギネス何てのも存在するようで、世の中物好きが多いですな(俺もだけど)

 

数週間前にプリンカップに投入した幼虫、確認してみたけどあまり大きくなってない。

もう少し大きくなったら、菌糸ビンに投入する予定です。

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コクワ幼虫(初齢)

 

 

 

 

また買っちゃった~パプキン

最近、朝夕は涼しくて昼間はまだまだ暑い10月初旬ですね。

 

そんでもって、また買っちゃいました。クワガタ・・・パプキン。

パプキンって小さくて、ボトルで飼えちゃうからつい手が出ちゃうんだよなぁ。

 

体長は3cmほど、性格は穏やかで、♀殺しなんて絶対ない。ない。ない。

 

色がグリーン、ブルー、レッド、さらにメタリック。

 

価格もウチの近くのショップではペアで2,000円。安くはないけど、高すぎて手が出ないわけではない。

 

繁殖も簡単で、様々な色が望めるし。

 

面白いことに同色の親から全然違う色も生まれるし(遺伝子が混ざっているのかな?)。

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結局、11ペアになってしまった。

 

ここから10匹生まれるとしたら、100匹以上になる。パプキン天国じゃないか。

まあ、それもいいね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒラタ幼虫菌糸ビンに入れ替え

ヤフオクで購入し、マットで飼育していたヒラタクワガタの幼虫を菌糸ビン移しました。

 

大きさと重さは画像の通りです。

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菌糸をいっぱい食って早く大きくなれー。

 

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パプキン~無加水にて産卵セットを組み

ネット情報を頼りにパプキンの産卵セットを組んでみた。これで10ペアだ。

 

・粒子の細かいマットをさらにふるいにかける。

・加水はしない。

・ガチガチに固める。

 

画像はそのプロセス。

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こうやってみると意外にも木くずが混ざっていることに気づいた。